こんにちは、小川です。
今朝届いたPHPプロ!TIPS+ ダイジェストメールにも書いてありましたが、本日11月12日より「パーフェクトPHP」が発売となります。
◆パーフェクトPHPとは
パーフェクトPHPは、PHPをこよなく愛す(?)3人のPHPエンジニアが執筆した書籍です。以下のような構成です。
・Part 1 「PHP ~overview」
PHPの基本
・Part 2 「PHPの言語仕様」
PHPの言語仕様を詳細に解説
・Part 3 「実践Webアプリケーション」
Webアプリケーション開発の基礎知識や、さらに先へ行くためのより現代にあったノウハウの解説
・Part 4 「PHPセキュリティ」
サンプルコードを交えた様々なセキュリティの解説
・Part 5 「テクニカルなPHPの活用」
SPLやPDOなどPHPが提供する便利なライブラリなどの解説
・Part 6 「PHPレシピ」
文字列や配列操作、正規表現、XML、メール、日付などを扱うためのレシピ集
全6パート構成となっています。総ページ数は592ページですが、薄い紙を使っているため、そこまで大きくは感じないと思います。手元にあったPofEAA(548ページ)と比較すると断然パーフェクトPHPの方が薄くて軽いです。
◆パーフェクトPHPの魅力
全体的に「濃い」んですけど、中でも自分がしてやったと思うのが、Part 3でフレームワークを開発したところですね。書き始める前の著者ミーティングで、どうやってPHP勉強したの?という問いかけに対し、多くの方がフレームワークのソースコード経由で学んだと答えていました。
今時の開発では大抵フレームワークを使うのかなと思います。例えば会社で新しいフレームワークを採用するとき、新しくはいった会社が使ったことのないフレームワークを使っているときなどは、いかに早くフレームワークを理解するかが求められると考えています。
そこで、フレームワークを書籍の中で作ってしまいました。中身はとてもシンプルですが、多くのフレームワークを知る上で参考になるように作成しました。
そういったところも含めて、「今」にあった仕上がりになっているのでは、と思います。もちろん全体的に。
言語仕様を学ぶのも、開発テクニックを学ぶのも、レシピを読むのも、この本1冊でカバーすることを目標としてきました。オールインワンだからこそ、手元に1冊置いておいてほしいなと思います。
◆著者
本書はの3人で執筆しました。
・小川 雄大
・柄沢 聡太郎
・橋口 誠
3人とも、これまでPHPを用いて様々なアプリケーションの開発などを行ってきた人間です。ほんとお疲れさまでした。
3人とも今回が初めての書籍執筆となります。雑誌の執筆と比べて圧倒的に分量が多く、いやー大変でした。計算したら240ページくらい書いていたのですが、改めてよく書いたなあと思います。
編集者の原田さんには多大なご迷惑をおかけしましたが、原田さんのサポートがあったからこそ今こうして無事出版することができました。この場を借りて御礼申し上げます。
◆執筆を経験して
この書籍の執筆を通して、自分自身すごく勉強になったと感じています。またフレームワーク設計で試行錯誤したときや、sotarokと言語仕様について夜な夜な話し合ってた時はとても楽しかったと覚えています。
また、今回の執筆にあたってたくさんの方々にご協力をいただきました。アシアルからは熊谷さんや亀本さんに査読いただいた他、打ち合わせや執筆合宿の会場にアシアルを使わせていただいたり、本当に助かりました。
パーフェクトPHPは本日より(たぶん)全国の書店で販売しています。Amazonでも取り扱っています。読んでいただいた方はぜひレビューをお願いします!