技術ブログ開始を宣言した田中です。
とはいっても僕が技術ネタを書いてしまうと、他の社員の持ちネタを奪ってしまうことにもなりかねないので、始めはちょっと上から目線系でいきたいと思います。
さて、アシアルでは現在15名ほどの人数がいますが、そのなかの大半(13名ぐらいかな?)はプログラマ、あるいはプログラミングができる人間です。ここまで比率が高い会社もそう無いのではないかと思っていますが、それだけに皆に満足して貰える環境を整えるのに苦労します。
特にプログラマたるもの、1にコード、2にコード、3・4が無くて5にデバッグというぐらい、コーディングのモチベーションを持続させるかが重要になってきます。僕自身もプログラマ出身(今でもと言う説もありますが)という事もあり、この辺りの満足行く環境作りについて、いろいろと試行錯誤をしてきました。
1.モニタはデュアルモニター(デスクトップ組)、あるいは20インチ1台(ノート組)
全員、必ず17インチのデュアルモニター、あるいは20インチのモニターを使用します。デスクトップを使う人はデュアルを、ノートの場合は20インチを使用します。
ちなみにモニターは、必要そうだなと思ったときに、一番安いランクのものを大量買いしています。1台4万円する国産製を1台買うよりも、1台2万円の安いものを2台買った方が効率が上がるからです。
またノートPCを使用する人は、20インチのUXGA表示可能なモニターにしています。どうしてもノートだと解像度が低く、作業にストレスが溜まりがちなので、高解像度のモニターは重宝します。
2.席は固定、基本はデスクトップPCを使用する
最近のネットベンチャーではフリーアドレス制をとっているオフィスが多いです。僕も最初はフリーアドレス制を考えたのですが、以下の理由から辞めました。
1.マイデスクは色々とカスタマイズできるようにしたい(花育てたり・・・)
2.書類を管理する引き出しや棚は固定されて欲しい(資料とか・・・)
3.パット見たときに、誰が何処にいるか分かる(遅刻者を見つける)
もちろん、ノートPCの方が合宿やセミナーに行ったときに便利です。ただしノートPCが欲しい人は購入して、デスクトップPCの隣りにおいておけば良いだけのこと(さらに快適)。ペアプログラミングもやりづらいですが、そこはコードレビューなどで補っていけば、何とかなるかなと感じています。
一般的にはフリーアドレス制にすることで、営業の人たちの人数分の席を確保する必要がなくなり、オフィス効率が向上すると言われています。全員がコードを書いている僕たちにとっては、あまりメリットを感じていません。
その代わり、席替えは定期的に行います。色々と試しましたが、一番良いのは「あみだくじ」。この方法だと皆平等に席が決まりますし、雰囲気が崩れません。
3.Linuxサーバーを1人1台支給する
これは、モチベーションを高めるというよりは、リテラシーを高めるために実施しています。デスクトップPCもLinuxにすればいいじゃないという意見も聞きますが、僕は開発はWindows、サーバーはLinuxと明確に分けたいタイプです。
Linuxサーバーは中古のデスクトップPCを使用しています。人によってサーバーの内部構成はさまざまで、強気にGentooを入れたり、無難にCentOSを入れたり、その過程でいろいろと勉強してもらっています。
今のところ、アシアルでは上のような取り組みをしています。もしかしたら、他にも良い方法が有るかもしれませんし、そういう環境を整備していきたいと思っています。
もし何かヒントがありましたら、是非教えてくださいませっ。