こんにちは、熊谷です。
Mac用の仮想環境というとVMware FusionやParallels Desktopといった有料なものがあるわけですが、もちろん無料の仮想環境というものもあります。
そんなことで、今回はその無料の仮想環境であるVirtualBoxをインストールしてみました。ちなみに、このVirtualBoxはSunによってオープンソースで開発されています。
ダウンロードは以下から
http://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
することが出来ます。
インストールは簡単、dmgファイルをダウンロードして開いてダブルクリックしてインストールを進めるだけです。
早速起動してみましょう。こんな画面が表示されます。
あとは「新規」ボタンで仮想マシンを作成するだけです。この辺は他の仮想環境と同じで作成する仮想マシンの環境を選択しメモリーやハードディスクの容量などを設定していきます。
あとはインストールしたいOSのCDなりイメージファイルなりを「設定」の「ストレージ」の項目で指定して
「起動」をクリックするだけです。
簡単ですね。VMware FusionやParallels Desktopと比較してどうなのかという点についてはまだ使い始めたばかりなので何ともいえませんが、短時間ですが触ってみた感じでは、普通に使用する分にはあまり違いがないように感じます。そうなると、無料という点はとても大きな魅力です。さらに、ターミナル上でVBoxManageというコマンドを使い仮想環境を操作することができます。
$ VBoxManage startvm "仮想マシン名" --type headless
なんてコマンドを使うとVirtualBoxの画面を表示することなく仮想マシンを起動することが出来るので、仮想マシン内でLinuxを使いsshで接続してあれこれするのがメインという方は、煩わしいVirtualBoxの画面を目にすることなく仮想マシンを使用することが出来ます!これは便利です。
そんなことで、無料で使える仮想環境のVirtualBox使ってみてはいかがでしょうか。