オンラインゲームの所為で自宅ではプログラミングができない身体になってしまった岡本です。ゲームの魔力から逃れるため、ノートパソコンにデスクトップLinuxとsymfony開発環境を構築してみることにしました。上手くいけば何時でも何処でもネットが繋がらない場所でも開発サーバーと同じ環境でWebプログラミングが可能になります。
デスクトップLinuxではUbuntuというディストリビューションが一番ホットなのですが、
サーバーと同じOSにした方が開発環境の設定も楽だろうと思いOSはCentOS(5.2)を使うことにしました。また、最近はSSDを利用したHDDレスなノートパソコンが流行っているのでSSD……
を使いたかったのですが、予算の都合により4GBのコンパクトフラッシュ(以下CF)を利用しております(今はATAのSSDもだいぶ安いのでCFよりもSSDの購入をお勧めします)。
●CentOSのインストール
今回はインストール容量を軽量で抑えるポイントだけ紹介します。
Server-GUIを選択し、インストールパッケージからデスクトップ環境からGnomeとKDEを外します。これは後から軽量のデスクトップ環境であるXFceをインストールするためです。
インストールが終了したら再起動します。この段階でディスク使用量は1.3GB前後です。
インストール後、最新のソフトウェアにアップデートしてください。
#yum update
●ブラウザのインストール
Firefoxは開発支援プラグインが多くて便利なのですが、モバイルで動かすと若干動作がもっさりします。そこでブラウザにはFirefoxとOperaの両方をインストールすることにしました。普段使いにはOperaを動作しないサイトやデバッグ時にはFirefoxを使います。
まず、firefoxをyumでインストールします。
#yum install firefox
次にFirefoxを利用してOperaの公式サイトへ行きoperaのrpmパーケージを取得します。また、Operaを単純にインストールしただけでは日本語の入力ができない場合もあるのでコンソールに戻りscim-qtimmというパッケージをyumでインストールします。
#yum install scim-qtimm
●XFce(デスクトップマネージャ)のインストール
ここらでXFceをインストールします。
#yum install groupinstall xfce-4.4
xfceに切り替えるためにはインストール後、一度ログアウトして設定を変更する必要があります。ログイン画面の左下のメニューから「セッション」を選択してXFceを選んでください。
●まとめ
今回のインストール実は続きがあるのですが、色々なことをやろうとして結構失敗をしております(続きは次回、かな)。予算をケチって133倍速の安価なCFにインストールしたらOSの動作が遅すぎて途中で断念したことや、HOMEディレクトリを後からvfatに変更したらファイルの所有者管理が出来なかったのでメンテナンスモードから修正したり…
また、欲が出てきてSkypeや無線LANを使いたくなって設定にハマったり…etc,etc。
Windowsでは簡単にできたことがLinuxで上手くいかないと面倒に思うこともありますが、
やはり、デスクトップでもLinuxを使うと知識の幅が広がります。
アシアルブログのLinux記事を参考にして、私ももっと勉強せねば。