海外から日本を考える

小林です。先週1週間ほど、お休みをいただき、遅い夏季休暇を取得しておりました。
せっかくの休暇だと言うことで、海外に行って参りました。


Matterhorn, in Switzerland

よく言われますが、海外旅行をすると、日本の思考や、習慣の違いに気がつく場面が多々あります。今回、初めてヨーロッパを旅行してきましたが、改めてあちらの国の方々が、文化や歴史を大切にしていることがよくわかりました。

顕著に表れるのが街並みで、建物の高さや色の制限であったり、石畳の街路であったり。同じ雰囲気の建物が並んでいるので、非常に統一感があります。対して日本はというと、家屋スタイルはそれぞれ(日本古来、西欧形式、和洋折衷 等々)で、ほとんど統一感を感じることができません。

とはいうものの、この何でも柔軟に取り入れるのが日本の文化でもあるのかなと思いました。(旅行中、時間にかなりの余裕があったので、いろいろと考えてました(^^;

というのは、宗教や、他、思考や文化にしてもそうですが、日本人が異国のものを自国のものとして取り入れ、順応するスピードは、他の国々のそれに比べて非常に高いものです。日本ほど、宗教に対して寛大な国はないと思いますし、異色のものに対して積極的に自国の文化にうまくあわせて取り扱う国もないと思います。

長くなってしまうので思考順序は割愛しますが、この特性を利点として活かすことで、開国や、戦後の経済発展を成し遂げたのではないかな…と、ぼんやり考えてました。