楽しく、安上がりにアメリカへ(社員)旅行に行く方法

田中です。

Techブログが一回りしましたね。4日間に渡ったレポートの通り、サンフランシスコに社員旅行をして参りました。

1日目:シリコンバレー体験記1. in サンフランシスコ
2日目:シリコンバレー体験記2. in マウンテンビュー、サンタクララ、スタンフォード
3日目:シリコンバレー体験記3. in シリコンバレー
4日目:シリコンバレー体験記4. in バークレー

旅のほとんどのコーディネイトは僕が行いましたが、その時に気をつけたのは以下の2つです。

 ・なるべく安く旅行をできること
 ・なるべく楽しく旅行をできること

この2つ当然なことですが、なかなか両立することは難しいです。僕は(趣味で)アメリカに行く機会が多いのですが、その際に学んだテクニックを紹介します。

■ 航空券は格安チケットを(1ヶ月前ぐらいが一番安い)

まずは航空券を安く購入することです。今回の旅行先はシリコンバレー(≒サンフランシスコ)なので、ここに行く方法を考えます。

僕が検討したのは以下の4通りの方法でした:

1.成田からサンフランシスコまでの直行便を購入する
2.成田からロサンゼルスまでの直行便を購入し、サンフランシスコまで車でドライブ
3.成田からロサンゼルスまでの直行便を購入し、サンフランシスコまで別途手配
4.成田からサンフランシスコまで、経由便を購入する

航空券は価格比較サイトで確認すると良いと思います。僕がよく使うのは、以下の3サイト。

 ・エイビーロード(AB-ROAD)
 ・トラベルコちゃん
 ・シーエーエスツアー(CAS Tour)

特にCAS Tourは3ヶ月間最安値一覧ページがあり、旅行の大体の日取りを決めるのにとても便利です。

安い航空券は乗り継ぎ便である場合が多いです。サンフランシスコの場合は、直行便の本数も多いので(Unitedは1日2便も出てるし)、そんなに値段も高くありません。ただ、それらの便が満席の場合は、乗り継ぎ便経由、あるいはロサンゼルス経由を検討します。

サンフランシスコからロサンゼルスまでは、大体500kmほどの距離があります。車で飛ばして6時間という所でしょうか。この2都市間を何度も運転している自分にとっては、そんなに長旅な感じがしていません(途中で寄り道もしますし)。ちなみに飛行機だと1時間ほど。

成田からロサンゼルスへの本数は、日本~アメリカ間でNo.1。もともとバリグブラジル航空という航空会社が、1週間に3便しか出てないという使いづらさから最安価格を誇っていたのですが、残念ながら日本~ロサンゼルス線は運休中。

ロサンゼルス~サンフランシスコの航空券は、Southwest Airlinesが安くてお勧めです。事前割引の場合に、往復で1万5千円程度になります。

■ 事前の宿泊ホテルはオンライン予約で

ホテルはオンラインで予約をしておきます。僕がよく使うお勧めはExpedia。

 ・Expedia

最近は日本語にも対応しましたが、僕は相変わらず英語版を使っています。なんと言ってもExpediaの利点は使い勝手の良さ。ホテルの情報について、びっくりするぐらいのデータベースが用意されています。

もう1つのお勧めはHotwire.com。都市と日付を入れると、名前は出さずに一番安いホテルを提案してくれます。

■ 当日の宿泊ホテルはクーポン券で

当日にモーテルに宿泊する場合、何も予約無しで言った場合かなりの値段を言われる場合が多いです(経験談)。このとき、そのホテルで利用できるクーポン券を持っていると、30%ぐらい価格を割り引いて宿泊できます。当日訪問で80ドルぐらいの部屋だと、55ドルぐらいまで下がります。

そのためには、クーポン券を事前に入手する必要があります。多くの場合、観光地の車の道ばたに、フリーペーパー置きがあります。そこに、ホテルガイドが無いか探していきます。大抵、A5程度のサイズの冊子が見つかると思います。

■ レンタカーもオンライン予約

僕はレンタカーもExpediaです。毎回、一番安い会社を借りています。
ただ、会社のWebサイト限定キャンペーンをやっている場合があるので、一応いくつかのレンタカー会社のWebサイトを確認するようにしています。

値段が安い大手レンタカー会社は以下のような感じ:

 ・Enterprise Rent-a-car
 ・National Rent-a-car

他にも、中小規模のレンタカー会社は、もっと安いレートで出すところも多いです。ただ、空港からのアクセスが悪い(送迎が必要など)場合が多いので、あまり使ってはいません。

ただ、大手レンタカーの利用は25才以上が原則。Enterpriseは追加料金を払えば21才以上でもOKです。20才以下の人は、中小のレンタカー会社で貸してくれる所を血まなこで探しましょう。

■ 携帯はプリペイドSIMを現地調達

僕の場合、HP iPAQ h6315をEBayで購入しました。値段は$150ぐらい。OSはWindows Pocket PC 2003SEなので、日本語化を行っています。

なお、SIM Unlockedな携帯電話を購入する必要があります。そうしないと、SIMロックがかかっているため、現地で購入するSIMカードを使えないためです。

そして現地でプリペイドSIMを購入。今回の旅行では、Cingular Wirelessのものを購入しました。これで、現地の電話番号と、GPRSを使ったデータ通信が可能になります。QMAIL3などのPocket PCに対応しているメーラーを入れれば、メールの確認もバッチリです。もしデータ通信が不要であれば、プリペイド電話を購入する方法もありますよ。

■ インターネットはT-Mobile HotSpotやホテルのWiFi Internetで

今回サンフランシスコに行って思ったのは、ホテルのブロードバンド率(あとは無線インターネットができる環境)がとても高いこと。Expediaで確認していても、多くのホテルが部屋でのインターネット接続に対応していて、あまりホテル選びに困りませんでした。

また、外にいるときはT-Mobile HotSpotを使う方法があります。多くのスターバックスがT-Mobile HotSpotに対応しているので(逆に、カリフォルニアでは対応していないスタバには巡り会ったことがありません)、いざというときにも便利です。

値段は、1日使えるものが9ドル99セント。他に、最初の1時間が6ドルで超過1分ごとに10セントのPay As You Goプランがあります。いずれも月額の使用料は不要なので、旅行者には向いていると思います。

以上、僕のアメリカでの滞在ノウハウでした!