プログラミング教育事業の紹介です☆

こんにちは!プログラミング教育事業の丹羽です。
プログラミング教育事業について紹介します。

プログラミング教育事業って?
プログラミング教育事業では、教育機関向けに、クラウド環境で学習可能なプログラミング学習環境の「Monaca(もなか)Education」を開発・提供しています。

アシアルは2002年の創業以来、IT技術の普及、教育、コンサルティング、開発プラットフォームの提供、開発受託を行ってきましたが、今年度以降学校教育(小学校から高校)でプログラミング教育が必修化されるため、学校現場に合わせたプログラミング教材を提供することになりました。

なぜ学校でプログラミング教育が始まるの?
学校教育は文部科学省が約10年ごとに発表する「学習指導要領」に基づいて行われます。
この春から小学校の、来年は中学校、再来年に高校の学習指導要領が新しくなります。そこにプログラミング教育が本格的に入りました。
新学習指導要領では、「VUCA」といわれるように、予測困難で、こうすれば成功するという今までの勝ちパターンが通用しない時代において、そして、テクノロジーの進化によって、今の子どもたちが大人になる頃には今ある職業の半分がないと予想される未来において、生きる力の一つとして、ITスキルを身につけることが述べられています。

*「VUCA」(ブーカ):Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べた言葉

そこに新型コロナ感染の広がり
そのVUCAをまさに感じさせているのが、新型コロナウィルス。
正直、1か月前までこのような事態になるとは予想すらしていませんでした(涙)
そして、その新型コロナウィルスの感染リスクの影響で、小中高は一斉臨時休校となってしまいました。
子どもたちの学びは突然止まってしまいました。

そこで私たちは立ち上がりました
学びが止まってしまう子どもたちに対し何ができるかを考えた結果、一斉臨時休校になってしまった中学生・高校生を対象に、プログラミング教材の「Monaca」を無償で提供することにしました。
www.value-press.com

学びを止めないために、
そして休校期間中恐らくスマホを愛用する子どもたちに、スマホユーザー(消費者側)からアプリのクリエイター(生産者側)になってもらうために、「Monaca」を使ってもらおうと考えました。

先日、自社主催の事例発表会で、中学の技術の先生が、附属幼稚園の園児向けにスマホアプリを開発する授業を行った際、中学生が「どうしたら園児が喜んでくれるだろうか?」と真剣に考え、UI/UX等グループでディスカッションし、試行錯誤の上アプリを開発。園児が喜ぶ姿にみなとても誇らしげだった、と発表していました。

中学生ながらユーザーが喜ぶ姿を想像しながらアプリを開発していく姿は、すでにCreatorでありMakerです。

プログラミングは目的ではなくあくまで手段。
でも新しいことを知ったり、できるようになったりするのは楽しい。
そしてその楽しさが誰かを笑顔にするかも知れない。

「学びの継続そして新しい学びの手段として活用してほしい」と、SNSで呼びかけたところ、いいね!とシェアの嵐!
プレスリリース、公式SNS、教育系Webの拡散により、アシアルの休校支援は、全国の中学生・高校生から申し込みが続々と入っています。本当にありがたいことです。

子どもたちの生きる力のために
インターネットのおかげで自宅でも学べます。自宅でも小さなイノベーターが誕生します。そして情報も簡単に発信することができ、簡単に手に入れられます。インターネットがなければ、電話か回覧板か井戸端会議でしか共有されなかった顔の見える口コミは、今や顔の見えない遠くの人たちまで伝わります。遠く離れている人にも有益な情報が届き、笑顔にすることもできます。
一方、反対もあります。
デマやフェイクニュースが拡散することで、社会をパニックにすることもできます。

子どもたちが不透明な時代を生き抜く一つのスキルとしてITスキルを高められるよう、
「プログラミングをもっと身近に」をミッションに、
「誰でも日常にイノベーションを起こせる未来をつくる」というビジョンのために、
日々行動していきたいと思います。

参考
・Monaca Education
edu.monaca.io

・新学習指導要領紹介(文科省)
www.mext.go.jp